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43件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1952-12-22 第15回国会 参議院 大蔵委員会 第14号

税制改正の更にいろいろな細かい内容についてはまだいろいろな異議がありますけれども、今後富裕税を廃止すると言つておりますし、それから譲渡所得につきましても、どうもこれを正確に把握するという努力よりもむしろ闇所得を認めて行くというような方向に向うようにまだなつていると思う。こういう点も我々割切れません。そういうことが反対の第二の点です。  

木村禧八郎

1950-11-06 第8回国会 参議院 予算委員会 閉会後第2号

従つて金詰りであるという、こういうようなところにあるのでありまして、又農村におきましては食糧が大分よくなつて参りまして、いわゆる農村闇所得というものかだんだん減つて来ているということが主な原因なつておりますが、尚この外農村といたしましては、先ほどもお話がありましたように農協が至るところで不始末を起しておりまして、こういうことのために預金に剰余がありながら拂出して貰えない。

山本米治

1950-05-01 第7回国会 参議院 地方行政委員会 第44号

むしろ国民全体としては減税だと言つておるのでありますが、これは二十四年度におきましても、二十四年度の税金におきましては、御承知の通り千九百億の増税ですが、千九百億の増税をしたということは、二十二年度のあのインフレ推定インフレ闇所得推定したようなものを基準とした総合国民所得の、特にこれは日本債務償還を多くして資本蓄積をしようという意図から、特に目盛りをして千九百億の増税をした。

岩木哲夫

1950-04-21 第7回国会 参議院 大蔵委員会 第40号

政府委員平田敬一郎君) まあこれは闇所得当然年々所得税課税すべき所得があつたにも拘わらず、その所得税を納めていなかつたために特に財産が殖えて来たと、こういう場合におきましては、やはりその所得税につきまして、適正に所得を査定して納めて貰う。この必要はあろうかと考えるのでございます。

平田敬一郎

1950-04-21 第7回国会 参議院 大蔵委員会 第40号

或いは相続税その他財産税法のときと今度の合算基準が違つておりますから、そういうことにもよるというようなこと、まあその外に今言つた闇所得で、当然その闇所得の中で今まで税を納めなければならなかつたのを申告しなかつたということも、いわば大きい闇所得のうちに私共考えておるわけなんで、そこでただそれがさつき言う籤に当つたから所得税適用外資本蓄積だという場合は、納税者がこれはこの分だということをはつきり説明

天田勝正

1950-04-21 第7回国会 参議院 大蔵委員会 第40号

天田勝正君 私先にいろいろ変化した原因の中に、七つばかりその理由を挙げたつもりですが、その中で闇所得というのも申上げたと思います。で主として今局長の御答弁を聞いておりますと、闇所得の点についでは追及しなければならんというようなふうに聞いたわけなんですけれども、そう承知してよろしうございますか。それならば私も一向差支えないと思います。

天田勝正

1950-03-31 第7回国会 参議院 本会議 第35号

つまり非常に多くのインフレ闇所得が除かれておる。そういう国民所得を元にして今度の税制改革基礎にしておる。このために今回の税制改革負担の均衡という上から言つて非常に不公平になつておる。多くの脱税が結果から見て容認されておる。更に第二には、そういう捕捉できない所得ばかりでなく、今回の税制改革は合法的に脱税を認めておるのであります。合法的に脱税を許しておる。

木村禧八郎

1949-07-05 第5回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第5号

それからもう一つは、現在のように闇所得が多い場合所得税脱税が多い。所得税脱税はそれを把握する途が困難であります。どうしても所得税には補完税が要るのじやないかと思います。それで現在の日本の問題といたしましては、経常財産税補完税として必要じやないかと思います。税率はそう高いものでございません。併しながら経常財産税というものはこれは非常に手数が掛かります。

井藤半彌

1949-07-05 第5回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第5号

現実において大口闇所得者を押えていないという点を勘案しまして、大体財産増加税の形態において第二次財産税を実施したいという意向を持つております。これについて恐らく評價基準等において随分問題があると思うのです。この点は別個研究したいと思つております。現在の申告納税制度の点であります。

室佐太郎

1949-06-08 第5回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第1号

これは必ずしも私は法律的な意味における闇所得とは申上げにくいかも知れませんが、闇的な所得と申しますか、そういうものが相当大きなものがございます。これは併し一面におきますと、調査が非常にむずかしいのと不安定でありますので、納税がなかなか困難である。調べて決定まして、納めて貰いたいということになりましても、そのときにはいろいろな方面に金が使われまして、なかなか税金が納まらない。

平田敬一郎

1949-05-13 第5回国会 参議院 農林委員会 第17号

二十二年度につきましては、税務署調査が十分行き届くというところには参らなかつたということを申上げましたのは、所得標準率によつて大多数の農家に申告をして頂き、更正決定をするという方式を採りました次第でありまするが、その外に尚闇所得に対する課税という問題につきまして、相当これは推定所得計算ということが中に織込まれて参りまして、このために推定が的確であるか、不的確であるということについて問題がございました

忠佐市

1949-05-13 第5回国会 参議院 本会議 第26号

まして推計國民所得二兆九千七百億の約三割、即ち三分の一が、税を以て捕捉ができない闇所得であるために、徴税の仕方が非常に片寄り、正直な納税者の実際の負担國民大衆経済力を大幅に上廻る結果になつておるのであります。これだけの事実のみを指摘しましても、國民の多数が税に対して本質的な批判を持ち、政府に対して不満の念を抱くのは当然だと思うのであります。

森下政一

1949-04-23 第5回国会 参議院 大蔵委員会 第17号

油井賢太郎君 夏場に向つて、或いは價格が上る、闇の價格が相当引上るかのようなお話でございますが、結局値段が引上れば一部闇所得者だけが利得をするということになるのでありまして、國民全体の消費生活には何らプラスがないという観点から見ましても、早急にこのズルチン、サッカリンの物品税を引下げるというようなことが要望されるのでありまして、或いは衆議院、或いは我々参議院の方からこれに対する修正案等も出るかとも

油井賢太郎

1949-04-20 第5回国会 参議院 予算委員会 第15号

経済安定本部調査によりましても、昭和二十三年度の闇所得は八千二百四十五億二千万円に達しております。このうち免税分を除いた脱税闇所得が五千九百億円もあつた平田主税局長は言明しておるのであります。こういう闇所得を捕捉すれば、勤労所得のみならず、農業事業税中小業者負担を軽減することができるに拘わらず、政府は何らこれに対して積極的な努力を示しておりません。

木村禧八郎

1949-04-16 第5回国会 参議院 予算委員会 第14号

この一兆一千億の分が勤労所得のうちでどれだけ入つているか、差があるか、農業所得でどれでけあるか、或いは営業所得でどれだけ差があるかということを計算すると、農業勤労には大所得者と大闇所得というものはございません。一兆一千億のうち大体六千億余、これが農業勤労でございます。その残りの五千数億円というのが商業でありますが、いわゆる営業所得なつておる差額でございます。

池田勇人

1948-12-07 第4回国会 参議院 本会議 第5号

次に大口闇所得徴税等に関しましてのお尋ねでありましたが、この大口聞所得の捕提につきましては、課税の適正を図る見地から、かねていろいろ努力をいたして参つておるのであります。先般大蔵省におきましては、中央並びに地方部局國視査察制度を設けまして、この点について折角努力を集中いたしておるのでありまして、その実積には見るべきものがあるのであります。  

泉山三六

1948-12-06 第4回国会 参議院 予算委員会 第1号

それから第三が、これは非常にデリケートな問題でありまするが、貯蓄増強上、銀行預金に対する扱いは愼重を期さなければならんのでありまするが、銀行預金は、所得税を課ける場合、所得を捕捉することができない建前なつておりまするが、併しながら闇所得、インフレ所得預金をする、又その預金が非常に最近では大きな額に上つておるのでありますが、これについて、何かこれを財源化する方法をお考えになつておりまするかどうか。

木村禧八郎